コシナがコンパクトな準広角レンズ「HELIAR 40mm F2.8 Aspherical L(L39)」の発売を発表しました。
クラシックな映りでお馴染みの「フォクトレンダー」伝統のヘリアータイプレンズ。レトロな外装のレンズの能力とはどれほどなのか、見ていきましょう。
今回発売となった「HELIAR 40mm F2.8 Aspherical L(L39)」ですが、実は初期型「HELIAR 40mm F2.8」というレンズが存在しています。
前作は、ひねることでレンズをコンパクトに収納できる沈胴式となっていましたが、新作レンズでは沈胴式ではなくなりました。すぐに撮影することができ、逃したくない瞬間を確実にとらえることができます。
また、前作ではフォーカスリングがついていませんでしたが、新たに導入され、マニュアルフォーカスが可能になりました。新たに開発された総金属製ヘリコイドユニットと高品質グリースによりコシナ特有の滑らかな操作感を実現。確実にピントを合わせることができる点は、前作との大きな違いであると言えます。
これほど性能の高いレンズでありますが、全長21.2㎜、重さ110gとコンパクトさも兼ね備えているところが今作の魅力です。
小さなレンズに高度な技術を濃縮したレンズ「HELIAR 40mm F2.8 Aspherical L(L39)」。期待が高まります。