ニコンがzマウント初の超望遠単焦点レンズ「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」の販売を2月8日より開始しました。
スポーツシーンから、鳥、電車や飛行機などの乗り物まで、多くの被写体の撮影をこなせます。定価は200万円を超え、簡単に手に取ることはできないレンズですが、このレンズの実力とはどれほどなのか。解説していきます。
今回の新作の最大の魅力は、なんといっても描写能力の高さです。
使われているレンズは、SRレンズ1枚、蛍石レンズ2枚、スーパーEDレンズ1枚、EDレンズ2枚と豪華な顔ぶれ。これらにより、写真のすみずみまで高い解析度を保つことを実現しました。
今回の新作レンズのコーティングには、NIKKORレンズ史上最高の反射防止効果をもつ「メソアモルファスコート」が用いられています。逆光時の撮影でも、ゴーストやフレアが抑えられ、より鮮明な写真を残すことが可能です。
また、新たなモーター「シルキースウィフトVCM」により、従来よりも高速かつ静音で焦点を合わせることができます。静止画はもちろん、動画の撮影の際にも邪魔になりません。高性能なAFで決定的な瞬間を逃さず、美しくとらえられます。
このように、「NIKKOR Z 400mm f/2.8 TC VR S」は非常に高性能なレンズです。一歩先を行く写真を撮影したい、そんな方におすすめのレンズです。